カテゴリー別アーカイブ: 短期トレード

隣の芝生”は危険な色


バラックです。

中国人民銀行が、人民元レートの切り下げを
発表した直後、ドル/円相場が乱高下したことは
記憶に新しいと思います。

その時の個人の持ち玉についての外為ドットコムの
情報が伝えられているので、ネット上の記事などで
ご覧になった方も多かったのではないでしょうか。

それによると、ドル/円が125円台に上昇した11日は
ショートポジションが前日の38.5%から47%へ上昇し、
123円台まで下落した翌日には、それが29.5%まで
低下した上で、ロング勢が前日の53%から70.5%に
上昇したそうです。

外為ドットコム総研の神田取締役は、
「米国の利上げが見通せる以上はドルは強いだろうと、
割と素直な予想に沿ってドルを押し目買いをしており、
彼ら(個人投資家)は非常に上手く立ち回っている。」
と話しています。

初心者の方が、こんな記事を読んで、
「フムフム、こんな風にすれば儲かるのか」
などと思ってはいけません。

なぜなら、米国の利上げが近いという不確定要素を
前提にした、逆張りトレードだからです。

11日に増えたショート勢の思惑は、
125円アラウンドの節目のポイントで跳ね返されて、
反転下落するだろう、というものだったはずです。

また、12日のロング勢は、
9月にも米国の利上げがあるのではないかと
言われる中、ドルの上昇トレンドは続くはずで、
一時的に123円まで下落したのであれば、
その辺で止められて、上昇に転ずるはずだ、
というものだったのではないでしょうか。

でも、そこには何の保証もなかったはずです。
競馬の予想が当たったようなものです。

こういった短期の動きに乗るのは、
当たればデカいがバクチと同じ、と考えて下さい。

相場は、短期的にはその時々の市場参加者の
刹那的な欲望や恐怖心で揺れ動きます。
ただし、それがどちらに向かうのかは、
神のみぞ知る、ということです。

東日本大震災の直後、日本経済に甚大な影響が
あるにもかかわらず、逆に円高に振れたことからも、
予想なんて、当たるとは限らないんです。

今回の話も、たまたま予想が当たっただけで、
それを、「上手く立ち回っている」
なんて言われても、困っちゃうんです。

初心者が、山勘の予想に基づいた短期の勝負を
仕掛けても、多くの場合、上手く行きません。

チャート分析に基づき、大きなトレンドに乗ることを
心掛けてください。
それが、トータルでの利益につながる一番の王道です。

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2015.08.18

短期の材料に乗る危険


バラックです。

一昨日、下落を続けていたはずのユーロが
なぜか急に上昇に転じたと思っていたら、
ウクライナ紛争に停戦の可能性が出てきた
という理由があったようですね。

ウクライナのポロシェンコ大統領が
ロシアのプーチン大統領と
恒久的な停戦に向けた合意に至った
と語ったことで、地政学的リスクが
一気に下がった、という話です。

マーケットは、このようなトピックに
敏感に反応します。

ただし、この手の政治的な問題は
すぐに話がひっくり返るという場合が
珍しくありません。

中国や韓国が、ウソにウソを重ねながら
反日プロパガンダを流し続けていることからも
分かるとおり、国際政治の世界には
謀略や権謀術数が溢れているからです。

今回の停戦の話にしても、まだまだ紆余曲折が
あるのではないでしょうか
そしてその都度、マーケットは右往左往して
レートが上がったり下がったりするはずです。

EUR/JPYの動きを見ると、分足や時間足では
大きなトレンド転換に見えても、日足では
下降トレンドラインを一旦上抜けしたものの
翌日にはその抜けたライン付近まで戻され、
さらに、ECBによる予想外の追加緩和発表で
一気に元のレートまで急落しています。

かつての私は、こういう動きに乗ろうとしては
いつも撃ち落とされていたものです。

指標トレードも同じですが、短期的な材料に
乗って儲けるのは、初心者にはハードルが
高いと思います。

私たちには、なぜ急に相場が動いたのか
という理由が、リアルタイムには入って
こないからです。

個人投資家が情報を知るのは、ロイターの
マーケットサマリーが更新される数時間後です。

何らかの理由があって、相場が動いたのか、
どこかのプロが仕掛けた罠なのかを把握しないまま
理由は分からないけど、動いたから乗ってみよう
なんていうトレードは、バクチと同じです。

たとえ勝てたとしても、マグレなわけです。

そして、更なる弊害は、相場を見る目が
近視眼的になってしまうことだと思います。
トレードが矮小化してしまうんです。

トレードの矮小化は利小を招きます。
しかも、先にも書いたとおりバクチ的要素の強い
トレードになりがちですから、勝率も低いわけで
その行き着く先は書くまでもありません。

レートが動くと血が騒ぐのが、トレーダー気質
なんですけどね。
そこを我慢できるかどうかが、生き残りへの
大事なポイントなんですね。

初心者の方は、ぜひ覚えておいてください。

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■主要経済指標カレンダー

9月4日(金)
18:00 欧 四半期GDP(改定値)/4~6月期
21:30 米 新規雇用者数変化/8月
21:30 米 失業率/8月
21:30 加 新規雇用者数変化/8月
21:30 加 失業率/8月

9月8日(月)
08:50 日 四半期GDP(改定値)/4~6月期
08:50 日 国際収支・貿易収支/7月
15:00 独 貿易収支・経常収支/7月
16:15 ス 消費者物価指数/8月

9月9日(火)
08:50 日 日銀金融政策決定会合議事録要旨
10:30 豪 NBA企業景況感指数/8月
15:45 仏 財政収支・貿易収支/7月
17:00 南ア 四半期経常収支/4~6月期
17:30 英 貿易収支/7月
17:30 英 製造業生産指数/7月

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2014.09.05