カテゴリー別アーカイブ: 出来高

FXと株式とのチャートの違い


バラックです。

先日、株式投資を少しやっている、という方から
チャートの見方についてのご質問を受けました。

よく、株もFXもローソク足や移動平均線など
チャートの読み方は同じだ、と言われています。

確かに、基本はまったく変わりませんし、
移動平均線のパラメータ設定などでも、
たとえば週足では13週と26週を利用するなど
多くの人が、株式相場と為替相場で同じものを
利用しています。

ただ、すべてが同じというわけではありません。
株式にはあってFXにはないものがあるんです。

それは、”出来高”です。

出来高というのは、取引されている株数のことで、
数値が大きい = 取引量が多い
ことを意味します。

だから、この出来高を見れば、取引が活況なのか
チョボチョボなのかが分かるのです。

そして、ローソク足の形やチャートパターンが
トレンド転換を示唆するものだった場合、
出来高を伴っていれば、多くの人がそちらに向かって
走り出している、という判断ができます。

たとえ、トリプルトップやダブルボトムの形に
なっていたとしても、出来高がチョボチョボなら
大きな力は働いていないことが見て取れるんです。

だから、株式投資の世界では、この”出来高”に
注目することで、チャートリーディングの
精度を高めることができるのです。

一方、FXにはこの出来高はありません。
取引のボリュームが掴めないんです。

米国商品先物取引委員会のCFTC建玉明細で
数日遅れのデータを見ることはできますが、
リアルタイムに取引量を知ることはできません。

1,000億円程度の資金を運用しているプロが
世界に100人や200人くらいはいるそうですから、
そのうちの誰かが、取引が少ない8月とか12月に
勝負を仕掛けてくれば、トレンド転換もどきの
値動きをでっち上げることもできます。

FXのブレイクアウトにダマシが多いのは、
そんなことも影響しています。

だから、
ストップロスは必ず入れて損失を最小限に抑える。
何度ダマシに遇ってもメゲない。
ホンモノのトレンド転換では、徹底的に利大を狙う。
夏休みやクリスマス中は、積極的に玉を建てない。

私たちにできるのは、こんなところでしょうか。

さあ、明日はいよいよ米雇用統計発表です。
ここでポジティブサプライズがあれば、
薄れていたはずの9月利上げ観測が再燃し
(本当に利上げがあるかどうかは別として)
一時的に相場を動かすかもしれませんね。
注視しましょう。

Maestro FXのレビュー


読んでくれた証拠にポチッ
クリックしてくれるとやる気が出ます

null


ブログランキング・にほんブログ村へ

2015.09.03