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NECフィールディング、短期間で設置可能な「モジュラーデータセンター」を発表

NECフィールディングは、データセンターを短期間に低コストで設置可能とする「モジュラーデータセンター」を商品化し、2011年1月6日から販売開始した。

新商品は、屋外に建築したRC構造の基礎部分上部に、標準で6本の19インチラックを収容可能なアルミコンテナ部を設置するモジュラーデータセンターで、アルミコンテナ部分の屋内設置にも対応している。RC構造の基礎部分に空調設備を収納することで、ダクトや側面の設置物を不要とし、設置コストの低減と空調の効率化を可能にするとともに、アルミコンテナ部を連結して使用するといった拡張性も確保した。

モジュラーデータセンターの主な仕様は以下のとおり。

【タイプ−1】
・6ラック収容(90KVA)
・本体外寸(mm):6,000(L)×2,500(W)×2,737(H)(L:長さ、W:幅、H:高さ)
・空調モジュール(空冷):40HP・100kw(10HP×4・25kw×4)

【タイプ−2】
・12ラック収容(180KVA)
・本体外寸(mm):6,000(L)×5,000(W)×2,737(H)(L:長さ、W:幅、H:高さ)
・空調モジュール(空冷):80HP・200kw(10HP×8・25kw×8)

【構造条件】
・耐震強度:1G(水平応力度)[1階での建築設備機器耐震クラスSに該当](免震対策は基礎+1層なので基本不要、オプションで実施可能)
・積雪荷重:1.0m(3,000N/)
・床強度:積載荷重において装置の床強度に耐えうる強度
・屋根強度:積載荷重において3,000N/にて構造部材の強度
・耐風速(壁強度):基準風速38m/secにて構造部材の強度
・外気温度:-10℃〜+45℃

【主な特徴】
1. 最小限の投資でのデータセンター設置が可能
・需要に応じて柔軟に増設可能(キャパシティーオンデマンド)
・鉄道高架下スペースの有効利用などにも活用可能
・ICT機器を収納するアルミコンテナ部は国内で生産しており、使用する空調設備は、業務用エアコンとして既に流通している汎用品を利用するため、受注後約3カ月という期間で納品可能

2. 可搬性および展開力
・ISO規格コンテナと同じサイズにすることで、コンテナ輸送用重機(トレーラ、クレーン、フォークリフト等)でそのまま輸送可能
・日本国内で機器搭載およびシステムを構築し、グローバルで利用することが可能

3. 汎用性
・データセンター設備機器はすでに流通している汎用品を使用するため、部品供給や技術者確保が容易

4. 増設方法が2種類(タイプ−1/タイプ−2)
・タイプ−1のモジュラーデータセンター2台を連結し1つのデータセンターとして稼動。この単位での増設も可能

5. 空調機器エリアとICT機器エリアを分離
・空調設備の保守作業時にICT機器へのアクセスが行われる心配がなくセキュリティが確保される

6. 前室を装備
・マシン設置エリアと隔離された前室を設けることで、外部気候に影響されずに保守作業が可能

7. ラック本数は変更可能(6本→8本)(オプション)
・コンテナ部レイアウトを変更することで、ラック6本搭載モデルから8本搭載モデルへの変更が可能(基礎部分の変更工事も必要)

8 屋内設置
・基礎部分を鉄骨で組むことにより、室内への設置にも対応
・空調機器およびダクトをコンテナ上部に設置し、さらなる省スペース化も可能

新商品の価格は5,000万円(税別)からで、出荷開始時期は2011年3月末を予定。価格には、コンテナ部と基礎部分(基礎工事および空調機器)および消火設備が含まれている。同社では、モジュラーデータセンターの販売に加え、利用するICT機器の設計や導入、データセンターの運用保守、復旧、また、同データセンターに必要な付帯設備の設計構築、運用保守といったサービスをトータルに提供していく。

NECフィールディング
http://www.fielding.co.jp/