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日立情報、コンテナ型データセンターを活用したシステム運用サービスを発表

日立情報システムズ(日立情報)は2011年1月7日、IT機器、電源・空調設備などデータセンター機能一式をコンパクトに収容した「コンテナ型のデータセンター」(コンテナDC)を活用した新しいタイプのシステム運用サービスを3月より開始すると発表した。

同社ではそれに先立ち、コンテナDCの第1号機を同社の「湘南センタ」(神奈川県足柄上郡中井町)の屋外に設置し、自社システムの遠隔運用・監視を2010年12月27日より開始している。この第1号機をモデルに、コンテナDCの構築からシステムの移設、遠隔運用・監視までを顧客の注文に応じて短期間で提供するソリューションサービスの営業活動を開始していくとのこと。

同社によれば、コンテナDCは屋外に設置できることからデータセンター機能の移設、増設、撤去が容易で、消費電力の削減にも寄与するため、米国では大手IT企業を中心に建設が加速している。国内でも、国土交通省がコンテナDCを建築基準法上の建築物の規制対象から除外することを検討しているほか、総務省でもコンテナDCの消防設備を緩和する検討に入るなど、規制緩和の動きが出ている。

同社は、データセンターの運用技術と仮想化技術を基盤として、クラウド事業の強化・拡大に注力しており、2009年9月には高集積と省エネルギーを兼ね備えた日立の「モジュール型データセンタ(MDC)」を「湘南センタ」に構築して、同社独自のノウハウを加えた無人運用を開始するなど、次世代型データセンターの開発・運用にも取り組んでいる。

今回、同社が自社システムの遠隔運用・監視を開始したコンテナDC(第1号機)は、独自に開発した20ft(約6m)のコンテナ型ボックスに、IT機器や電源・空調設備を搭載し、設置面積 15というコンパクトなサイズにチューニングを施したもの。コンテナ型ボックスは、日立プラントテクノロジー、北村製作所が施工・製作した。

システムは日立情報の統括コントロールセンターからリモートで運用・監視し、IT機器と電源・空調設備の連携自動化により無人で運用している。PUE(Power Usage Effectiveness)も1.3 以下という省エネルギー化が実現したほか、オンサイト、オフサイトを組み合わせたハイブリッド運用も可能で、ネットワークが接続可能な環境であれば、国内外を問わず短期間で設置・利用することができる。

同社ではこのコンテナDC 第1号機をモデルに、システムの運用負担を軽減し、拡張や縮小にもタイムリーかつ柔軟に対応できるクラウド時代を見据えた新しいタイプの運用サービスを、中堅・中小規模企業や自治体等に向け展開していく。

日立情報システムズ
http://www.hitachijoho.com/