リバーベッド、WAN最適化の「Steelhead」に新製品群を発表

リバーベッドテクノロジーは、WAN経由のアプリケーションパフォーマンスを高速化する「Steelhead」製品群の拡張を発表した。

Steelhead CXシリーズは、旧シリーズに新たに加わったWAN最適化専用モデル。帯域幅や地理的条件による制限を克服し、生産性とデータ転送速度の向上、ロケーションを選ばないシームレスなアプリケーションパフォーマンスを可能とする。総所有コスト(TCO)を上昇させずに、これまでのSteelheadアプライアンスを上回る容量とスループットを実現する。

Steelhead EXは、エンタープライズクラスの支店オフィス用多機能機器。リバーベッドのWAN最適化ソリューションを基盤としており、仮想サービスを稼働させる専用プラットフォーム(Virtual Services Platform)を備える。メモリ、ディスク、CPUの容量に加え、ソリッドステートドライブ(SSD)をサポートし、支店オフィス用の多機能機器として優れた製品となっている。あわせて発表されたGraniteを追加してアップグレードすることも可能。
すべてのSteelhead EXアプライアンスにはVSPが搭載されている。VSPは仮想サービスを稼働させる専用プラットフォームを備えているため、支店オフィスの統合を進めることができる。各アプライアンスにVSPを搭載し、VMwareの仮想化テクノロジーを利用することで、企業がDNS、DHCP、アクティブディレクトリ、印刷、メディアストリーミング、セキュリティサービス、サードパーティーソフトウェアといったサービスの仮想化インスタンスを実行できるように設計されている。

Steelhead EXシリーズにはRiverbed Graniteを追加してアップグレードすることができる。Graniteによって、エッジ仮想サーバインフラストラクチャ(エッジVSI)と呼ばれる新しいアーキテクチャアプローチが可能となる。エッジVSIは、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)がデスクトップに対して行うことをエッジサーバに対して実行するため、IT部門はデータセンター内のすべてのエッジサーバを統合および管理できるようになる。エッジVSIがVDIと異なるのは、TCOを20〜50%削減できるという点。
サーバ、ストレージを完全にデータセンターに統合するのと同時に、エンタープライズのエッジに対して、ローカル環境のようにサービスを提供できる。エッジVSIはWAN最適化を補完し、既存のWAN最適化アプローチでは扱いきれなかったアプリケーションや使用事例のパフォーマンスを高速化する。Graniteを導入すれば、コストのかさむリモートオフィスでのバックアップやリカバリプロセスを排除し、十分に活用されていないエッジサーバやストレージを統合し、エッジでのインフラ管理に伴うIT管理者の出張費などIT管理コスト全般を大幅にカットすることで、従来の分散インフラ管理アプローチと比べて最大50%のコスト削減が期待できる。

 

プレスリリース
http://www.riverbed.com/jp/company/news/press_releases/2012/press_022312b.php

富士通グループの取り組みが「第2回かながわ地球温暖化対策大賞」を受賞

富士通グループは、PCサーバーの開発ならびにデータセンターの建設においての環境負荷低減への取り組みで「第2回かながわ地球温暖化対策大賞」を受賞した。

「かながわ地球温暖化対策大賞」は、神奈川県が、地球温暖化対策の推進を図ることを目的として、温室効果ガスの排出削減に寄与する優れた取り組みをした企業などを表彰する制度。

富士通の「PRIMERGY RX200 S6 省電力モデル」の開発が温室効果ガス削減技術開発部門で、富士通エフ・アイ・ピーの「横浜データセンター」の建設が温室効果ガス削減実績部門でそれぞれ受賞した。

選定の理由についてはそれぞれ下記の通り。

「PRIMERGY RX200 S6 省電力モデル」は、富士通の独自技術により、冷却ファンの回転数を室温に応じて最小限になるよう最適化することで、消費電力を大幅に削減するとともに、低消費電力CPU・低消費電力メモリなどを標準搭載している。これにより、現行汎用製品比で消費電力およびCO2排出量を最大33%削減(「PRIMERGY RX200 S6」にインテル Xeon プロセッサE5606搭載時との比較)することが可能となり、業界トップクラスの省電力性能を実現した。さらに、製品の発熱を抑えることで室内の空調負荷が軽くなり、サーバールームやデータセンターの空調の省電力・CO2削減にも寄与する。
今回の温室効果ガス削減技術開発部門の受賞は、「PRIMERGY RX200 S6 省電力モデル」の開発を通じ、温室効果ガスの排出削減に寄与したことが評価されたもの。

「横浜データセンター」は、空調機のエネルギー消費量を低減させる外気温利用によるフリークーリングシステム、自然エネルギーやサーバから生じる排熱の有効利用などとともに、サーバーから生じる排熱の暖房への利活用を図った。各設備の効率化運転を常時計測・監視するだけでなく、エネルギー負荷に連動して各設備を自動的に制御するエネルギー・マネジメントシステムを導入した、環境配慮型データセンター。神奈川県の森林再生パートナーとなっている丹沢大山の「富士通エフ・アイ・ピーの森」と連携したセンター敷地内のグリーン化や、雨水利用なども実施している。
今回の温室効果ガス削減実績部門の受賞では、「横浜データセンター」が、横浜市建築物環境配慮制度における評価システム「CASBEE横浜」において、最高ランクのSを取得したことが評価された。


プレスリリース(富士通エフ・アイ・ピー)
http://jp.fujitsu.com/group/fip/release/2012/20120206.html